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吹き抜けのあるリビングは、上下階へ視線が抜け、自然光も取り込みやすいことから、開放感のある家をつくりたい方に人気のある設計です。
一方で、「吹き抜けをつくると暖房が効かないのでは?」「暖かい空気が2階へ逃げて、1階が寒くならない?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
吹き抜けのある家では、上下階がひと続きになることで空気が動きやすくなります。そのため、断熱・気密性能が十分でなかったり、窓や空調の計画が吹き抜けに合っていなかったりすると、足元の寒さや上下の温度差を感じることがあります。
ただし、「吹き抜けがある=寒い家になる」というわけではありません。
家全体の断熱・気密性能、吹き抜けに設ける窓、冬の日射取得、空調の位置や空気の流れまで含めて計画することで、開放感と冬の快適性を両立することは可能です。
そこでこの記事では、吹き抜けのある家を検討している方に向けて、断熱・気密・窓・日射・空調の5つの視点から、冬暖かく暮らすために確認したいポイントを解説します。
あわせて、神戸で吹き抜けのある家や高断熱・高気密住宅を検討する際に、施工事例や住宅性能を比較できる住宅会社の例も紹介します。
吹き抜けは、1階の天井の一部を設けず、1階と2階など複数の階を縦方向につなげる空間です。
天井が高くなるため、一般的な天井高のリビングに比べて空間の容積が大きくなります。また、暖められた空気は上部へ移動しやすいため、住宅性能や空調計画によっては、吹き抜け上部と1階の足元で温度差を感じることがあります。
そのため、「吹き抜けは寒い」といわれることがあります。
しかし、実際の冬の快適性は、吹き抜けの有無だけでは決まりません。
確認したいのは、次のような要素です。
吹き抜けそのものではなく、「吹き抜けのある大きな空間を前提として家全体を設計できているか」が重要です。
吹き抜けのある家で寒さを感じる場合、ひとつの原因だけではなく、複数の条件が重なっていることがあります。
| 確認したいポイント | 寒さにつながる可能性がある状態 |
|---|---|
| 断熱 | 壁・屋根・床などから室内の熱が逃げやすい |
| 気密 | 建物の隙間から外気が入り、暖房した空気が外へ逃げやすい |
| 窓 | 大きな窓や高窓の断熱性能が十分でなく、窓まわりで冷えを感じる |
| 日射 | 冬の日差しを十分取り込めず、自然の熱を活かせていない |
| 空調 | 暖かい空気が吹き抜け上部にたまり、1階の足元まで暖まりにくい |
| 間取り | 吹き抜けの大きさや位置と暖房計画が合っていない |
吹き抜けを検討するときは、「吹き抜けをなくせば暖かくなる」と単純に考えるのではなく、どこから熱が逃げ、どのように空気が動くのかを確認することが大切です。
吹き抜けのある家でまず確認したいのが、建物全体の断熱性能です。
断熱とは、壁、屋根・天井、床、基礎、窓などを通して室内外を移動する熱を抑えることです。
冬に暖房で室内を暖めても、外皮の断熱性能が十分でなければ、その熱は少しずつ外へ逃げていきます。
吹き抜けでは暖める空間が縦方向にも広がるため、「暖房器具を強くする」前に、まず暖めた熱を逃がしにくい家になっているかを見ることが重要です。
住宅の断熱性能を確認するときに使われる指標のひとつが「UA値(外皮平均熱貫流率)」です。
UA値は、住宅の内部から外部へどの程度熱が逃げやすいかを示す指標で、数値が小さいほど熱が逃げにくいことを表します。
ただし、UA値だけを見れば、その家の冬の快適性がすべて分かるわけではありません。
同じUA値でも、次のような条件によって室内環境は変わります。
住宅会社へ相談する際は、UA値だけを聞くのではなく、「この吹き抜けのある間取りで、冬にどのような温熱環境を想定しているのか」まで確認してみましょう。
断熱とあわせて確認したいのが、住宅の「気密性」です。
断熱材を十分に施工していても、建物に多くの隙間があれば、意図しない場所から外気が入り、暖めた空気が外へ逃げる可能性があります。
住宅の気密性能を見るときに使われる代表的な指標が「C値(相当隙間面積)」です。
C値は建物全体にどれくらいの隙間があるかを床面積当たりで表したもので、数値が小さいほど隙間が少ない住宅であることを示します。
ただし、設計段階の数値だけを見るのではなく、実際に完成した住宅で気密測定を行っているかも確認するとよいでしょう。
気密は図面だけで決まるものではなく、断熱材や防湿・気密層、窓まわりなどの施工精度にも左右されます。
数値とあわせて、施工品質をどのように確認している会社なのかを見ることが大切です。
吹き抜けでは、高い位置から自然光を取り込むため、大きな窓や高窓を設けるケースがあります。
明るく開放的な空間をつくりやすい一方、窓は壁などと比べて室内外の熱の影響を受けやすい部分です。
そのため、吹き抜けに大きな窓を設ける場合は、デザインや景色だけでなく、次の点を確認しましょう。
冬の寒さが気になるからといって、吹き抜けの窓を小さくすればよいとは限りません。
南側など条件の良い場所へ窓を設ければ、冬の日中は太陽の熱を室内へ取り込める場合があります。
反対に、日射を取り込みにくい方角へ必要以上に大きな窓を設ければ、冬は熱が逃げる影響を受けやすくなります。
重要なのは窓の面積だけではなく、「どこに、どの性能の窓を、何のために設けるのか」を考えることです。
大開口のある家について詳しく知りたい方は、大開口のある家の魅力と注意点は?眺望・採光・断熱を両立する方法も参考にしてください。
冬暖かい家を考える際は、断熱性能だけでなく「太陽の熱をどう活かすか」という視点もあります。
冬は太陽高度が低くなるため、南側の窓などから日射を取り込める土地では、室内へ太陽の熱を取り入れられる場合があります。
一方で、夏は同じ窓から強い日射が入り続けると室温が上がりやすくなります。
そこで重要になるのが、冬は日射を取り込み、夏は軒・庇などで遮るという考え方です。
こうした太陽や風など自然の力を設計へ取り込む考え方は、一般に「パッシブデザイン」と呼ばれます。
吹き抜け上部の窓は、「室内を明るくするため」という理由だけで設けられるものではありません。
住宅会社へ相談する際は、次のような点も確認してみましょう。
可能であれば、平面図だけではなく、日照・日射シミュレーションや立体パースなどを見ながら検討するとイメージしやすくなります。
高断熱・高気密の住宅でも、空調計画が間取りに合っていなければ、部屋ごとの温度差や吹き抜け上下の温度差を感じることがあります。
吹き抜けのある家では、空調設備そのものだけでなく、暖めた空気がどのように家全体へ動くかを考えることが重要です。
たとえば、次のような方法があります。
どの方法が適しているかは、床面積、断熱・気密性能、吹き抜けの大きさ、間取りなどによって異なります。
「吹き抜けだからシーリングファンを付ける」と設備から決めるのではなく、住宅性能と空調をセットで考えることが大切です。
シーリングファンには、吹き抜け上部へ集まった空気を循環させる役割があります。
上下の温度差を小さくするための手段として検討できますが、シーリングファンそのものが熱をつくったり、建物から逃げる熱を防いだりするわけではありません。
断熱性能が低く、窓や隙間から熱が逃げ続けている場合、空気を循環させるだけでは根本的な寒さ対策にはなりません。
まず断熱・気密・窓を確認し、そのうえで空気循環の方法を考えましょう。
床暖房は足元から暖められるため、吹き抜けのあるリビングでも快適性を高める選択肢のひとつです。
ただし、床暖房を採用すれば住宅性能を確認しなくてよいわけではありません。
断熱性能が不足していれば、暖房に必要なエネルギーが増える可能性があります。
床暖房を採用するかどうかは、初期費用、ランニングコスト、断熱性能、エアコンなどほかの暖房方式と比較して判断しましょう。
吹き抜けを小さくすれば暖房する空間の容積は抑えられますが、面積だけで冬の快適性が決まるわけではありません。
小さな吹き抜けでも断熱・気密性能が低ければ寒さを感じる場合がありますし、大きな吹き抜けでも住宅性能や空調計画を含めて設計されていれば、快適に暮らせる可能性があります。
吹き抜けの大きさを決める際は、開放感だけでなく、構造、採光、温熱環境をまとめて検討しましょう。
高断熱であることは冬の快適性を考えるうえで重要ですが、それだけですべての問題が解決するわけではありません。
吹き抜けを大きくする場合は、窓、日射、空調に加え、建物の構造も確認する必要があります。
吹き抜けでは床の一部がなくなるため、その位置や大きさによって、建物の壁・梁・床などの構造計画が変わります。
特に、大開口と大きな吹き抜けを同時に希望する場合は、断熱性能だけでなく、耐震性まで一緒に説明できる住宅会社かを確認するとよいでしょう。
吹き抜けそのもののメリット・デメリットについては、吹き抜けのある家で後悔しないためにも参考にしてください。
吹き抜けの写真や施工事例を見るだけでは、冬の暖かさまでは判断できません。
住宅会社を比較するときは、吹き抜けのデザインだけでなく、性能や設備をどのように計画しているかを確認してみましょう。
| 確認項目 | 住宅会社へ聞きたいこと |
|---|---|
| 断熱性能 | この家のUA値はどの程度になりますか?どのような断熱仕様ですか? |
| 気密性能 | 気密測定を行っていますか?完成時のC値は確認できますか? |
| 窓 | 吹き抜け部分にはどのような窓・サッシを使いますか? |
| 日射 | 冬の日差しと夏の日差しをどのように検討していますか? |
| 空調 | 吹き抜けを含め、どこへエアコンを設置する計画ですか? |
| 換気 | 採用する換気方式と空気の流れを説明してもらえますか? |
| 構造 | 吹き抜けを設けた状態で、耐震性をどのように確認しますか? |
| 施工事例 | 実際に吹き抜けを採用した住宅を見学できますか? |
特に確認したいのは、「高断熱住宅が得意か」だけではなく、「吹き抜けのような大空間と住宅性能を両立した経験があるか」という点です。
吹き抜け、大開口、高断熱、高気密、耐震性などを別々に考えるのではなく、ひとつの住宅として説明してもらえる会社かを確認しましょう。
吹き抜けのある家を検討する際は、単に「吹き抜けの施工事例が多いか」だけでなく、断熱・気密・窓・日射・空調などをどのように考えている会社なのかを比較することが大切です。
ここでは、神戸を拠点または対応エリアとし、開放的な空間設計や住宅性能について公式サイトで考え方・仕様を確認できる住宅会社の例を紹介します。
各社で家づくりの考え方や得意分野は異なるため、施工事例とあわせて、自分が重視したい項目を比較してみましょう。
| 住宅会社 | 確認できる特徴 | 比較するときのポイント |
|---|---|---|
| WHALE HOUSE | 吹き抜け・大開口の施工事例があり、断熱・気密・換気・パッシブデザイン・構造をまとめて検討 | 吹き抜けと窓、日射、気密測定、SE構法による構造計画の関係 |
| つむぎ建築舎 | 高断熱・高気密住宅を掲げ、断熱材・サッシ・UA値・C値の考え方を公開 | 性能値と実際の間取り・空調計画をどのように組み合わせるか |
| ショーナヒュース | スウェーデン住宅をベースに、厚い断熱層や高性能な窓を採用 | 窓性能・断熱仕様と、希望する吹き抜けや開口デザインとのバランス |
| seki.design | 敷地や光の入り方を読みながら、大きな窓や日射を活かした個別設計を手掛ける | 冬の日射取得、窓配置、断熱とデザインを土地ごとにどう組み立てるか |
WHALE HOUSEは、神戸を拠点に完全自由設計の住宅を手がける住宅会社です。
公式サイトでは、耐震、断熱、換気、気密、パッシブデザインなどを住宅性能の要素として紹介しており、日照シミュレーションを使いながら、夏の日射を抑え、冬は日差しを取り込む設計を行うとしています。
また、実際に大きな吹き抜けや大開口を採用した施工事例も公開されています。
吹き抜けのある家を検討する際に確認したいのは、開放的な空間をつくることと、断熱・気密・日射・構造を別々に考えていない点です。
WHALE HOUSEではSE構法を採用し、大空間や大開口を設ける際も、構造計画とあわせて検討する考え方を示しています。
施工事例を見る際は、次の点を確認するとよいでしょう。
神戸市西区を拠点とするつむぎ建築舎では、新築住宅の仕様として高断熱・高気密住宅を掲げています。
公式サイトでは、高性能な断熱材やサッシを採用し、外気温の影響を抑えて家の中の温度差を小さくする考え方を紹介しています。
住宅性能を比較する際は、単に「高断熱・高気密」という言葉を見るだけでなく、UA値・C値など、どのような基準を設けているかを確認することも方法のひとつです。
吹き抜けを希望する場合は、公開されている性能値だけで判断せず、自分の希望する吹き抜けの大きさや窓計画で、どのような空調・温熱設計になるかまで相談してみましょう。
神戸市北区に拠点を置くショーナヒュースは、スウェーデンの住宅づくりをベースとした高性能住宅を手がけています。
公式サイトでは、厚みを持たせた壁構造へ断熱材を施工する仕様や、木製サッシとトリプルガラスを組み合わせた高性能窓などを紹介しています。
吹き抜けに大きな窓を設けたい場合、窓の面積だけでなく、サッシやガラスを含めた窓全体の断熱性能を見ることが重要です。
同社を検討する場合も、断熱仕様だけでなく、希望する吹き抜けや大開口を取り入れた際に、どのような窓配置・暖房計画を提案してもらえるかを確認するとよいでしょう。
seki.designは、神戸・芦屋・西宮を中心に住宅設計を行う一級建築士事務所です。
住宅ごとに土地や周辺環境を読みながら設計することを特徴としており、公式サイトでは、大きな窓から冬の日差しを取り込み、断熱と組み合わせて快適性を高めた住宅についても紹介されています。
吹き抜けのある家でも、「吹き抜けをどこにつくるか」「窓をどこへ向けるか」によって、光や熱の入り方は変わります。
そのため、デザイン性を重視する場合は、断熱仕様だけでなく、敷地の日当たりや周辺環境から窓・吹き抜けを設計しているかも会社比較のポイントになります。
上記の住宅会社は、それぞれ住宅性能へのアプローチが異なります。
「C値・UA値が低い会社だけを選ぶ」「吹き抜け事例が多い会社だけを選ぶ」のではなく、自分が希望する吹き抜け、大きな窓、間取りを前提に、冬の快適性まで説明できるかを比較してみましょう。
住宅会社の施工事例を見ると、吹き抜けの写真に目が行きやすいものです。
しかし、写真から分かるのは主にデザインや開放感です。
冬の快適性まで判断するためには、次の情報も確認しましょう。
施工事例ページだけでは分からない場合は、見学会や相談時に質問してみてください。
一方で、住宅会社をUA値やC値だけで順位付けすることもおすすめできません。
家の快適性は、性能値に加え、窓、日射、間取り、空調、施工品質など複数の要素で決まります。
吹き抜けや大開口を希望する場合は、数字だけを見るのではなく、その性能を、自分たちが希望するデザインの中でどのように実現するのかを説明してもらいましょう。
吹き抜けのある家を検討するときは、温熱性能だけでなく耐震性にも目を向けましょう。
吹き抜けや大開口を設けると、床や壁の配置が一般的な住宅とは変わります。
そのため、次のような点を住宅会社へ確認するとよいでしょう。
「吹き抜けをつくれます」という回答だけでなく、なぜその大きさ・位置で問題ないのかまで説明してもらうことが大切です。
土地ごとに日当たりや隣家の条件は異なります。
同じ吹き抜けの間取りでも、南側に開けた土地と、隣家が近い住宅密集地では光や日射の入り方が変わります。
相談時には、次のような検討をしてもらえるか確認してみましょう。
吹き抜けを「見た目のデザイン」だけで決めず、敷地環境まで含めて設計しているかを確認しましょう。
吹き抜けのある家を検討しているなら、図面や写真だけでなく、実際の住宅を見学することもおすすめです。
完成見学会や入居後の住宅を見学できる場合は、デザインだけでなく次の点を確認してみましょう。
見学する時期が冬であれば、住宅会社へ室温や暖房の使用状況を質問するのもよいでしょう。
神戸で吹き抜けのある家を建てる場合、「神戸だからこの間取り」というひとつの正解があるわけではありません。
海側・山側、高台、住宅密集地など、土地によって日当たり、風、隣家との距離、眺望などが異なるためです。
土地条件に応じて、吹き抜けの役割も変わります。
灘・東灘など住宅が近接する土地では、1階の大きな窓だけでは十分な採光を確保しにくい場合があります。
そのような土地では、吹き抜けや高窓を設けて、建物上部から光を取り込む方法があります。
ただし、高窓を増やせばよいわけではありません。窓性能や方角、隣家の影も含めて検討しましょう。
高台の土地では、海や市街地などの景色を活かすため、吹き抜けと大開口を組み合わせたいケースがあります。
眺望を優先して大きな窓を設ける場合も、冬の熱損失や夏の日射まで確認することが重要です。
「景色が良い方向」と「温熱環境上、窓を設けたい方向」が一致するとは限りません。
眺望、断熱、日射、構造をどのように調整するかが設計力の見せどころになります。
山側の土地では、標高や周囲の地形によって海側とは気温や日照条件が異なる場合があります。
また、山や隣家の影によって冬の日射を取り込みにくい土地も考えられます。
その場合は「南側へ大きな窓を設ければ暖かい」と決めつけず、実際の日照条件を確認したうえで断熱・窓・暖房計画を検討しましょう。
吹き抜けのある家を住宅会社へ相談するときは、次の項目を確認してみましょう。
| チェック項目 | 確認 |
|---|---|
| 家全体の断熱性能について説明を受けた | □ |
| UA値を確認した | □ |
| 気密測定を行うか確認した | □ |
| C値について確認した | □ |
| 吹き抜けの窓・サッシ性能を確認した | □ |
| 冬の日射取得を確認した | □ |
| 夏の日射遮蔽も確認した | □ |
| 吹き抜けを前提とした空調計画を確認した | □ |
| 換気方式と空気の流れを確認した | □ |
| 実際の吹き抜け施工事例を確認した | □ |
| 吹き抜けを設けた状態での構造・耐震性を確認した | □ |
| 完成住宅や見学会で実際の空間を体感した | □ |
吹き抜けがあるだけで暖房代が必ず高くなるとはいえません。
暖房に必要なエネルギーは、床面積や吹き抜けの大きさだけでなく、断熱・気密性能、窓、日射、暖房設備、設定温度などによって変わります。
光熱費が気になる場合は、吹き抜けをなくすかどうかだけで判断せず、住宅会社に建物全体の省エネ性能や空調計画を確認しましょう。
吹き抜けがあるからといって、床暖房が必須というわけではありません。
高断熱・高気密住宅でエアコンを中心に暖房する方法もあれば、床暖房を組み合わせる住宅もあります。
住宅性能、間取り、予算、希望する暖かさなどを踏まえて選びましょう。
シーリングファンは、吹き抜け上部と下部の空気を循環させる方法のひとつです。
ただし、吹き抜けの大きさや空調計画によって必要性は異なります。
シーリングファンありきで考えるのではなく、住宅会社に空気の流れや空調計画を説明してもらいましょう。
大きな窓を設けることは可能ですが、窓の性能、方角、大きさ、日射条件などを確認する必要があります。
吹き抜け上部の窓は採光や眺望に役立つ一方、温熱環境にも影響します。
大開口を希望する場合は、断熱性能だけでなく、窓仕様と夏・冬の日射まで含めて検討しましょう。
吹き抜けがあることと、高気密・高断熱であることは別の要素なので、両立は可能です。
ただし、吹き抜けの形状や窓などを含め、建物全体の断熱・気密を適切に計画・施工する必要があります。
施工事例だけでなく、断熱仕様や気密測定について住宅会社へ確認してみましょう。
吹き抜けのある家でも耐震性を考えた設計は可能ですが、吹き抜けの位置や大きさによって構造計画は変わります。
特に大きな吹き抜けや大開口を希望する場合は、耐震等級や構造計算の方法まで住宅会社へ確認しましょう。
柱の少ない大空間も希望している方は、柱のない30畳・40畳LDKは実現できる?構造と間取りの考え方も参考にしてください。
気密性を高めることと、換気をしないことは同じではありません。
高気密住宅では、建物の隙間任せに空気を入れ替えるのではなく、換気設備によって計画的に空気を入れ替える考え方が重要になります。
住宅会社を比較するときは、C値だけでなく、どのような換気方式を採用し、給気・排気をどのように計画しているかも確認しましょう。
吹き抜けのある家を検討すると、「冬に寒くならないか」という点は気になるところです。
しかし、吹き抜けがあることだけで、寒い家になると決まるわけではありません。
冬暖かく暮らすためには、次のポイントをまとめて検討することが重要です。
住宅会社を比較する際も、「高断熱をうたっているから」「吹き抜けの施工事例があるから」というひとつの条件だけで決めるのではなく、希望するデザインと住宅性能をひとつの家として設計できるかを見ることがポイントです。
WHALE HOUSE、つむぎ建築舎、ショーナヒュース、seki.designなどを比較する場合も、それぞれの施工事例や性能仕様を確認し、「吹き抜けをどのようにつくれるか」だけではなく、「その吹き抜けのある空間で冬をどう快適に過ごすのか」まで確認してみましょう。
住宅会社へ相談するときは、「吹き抜けが欲しい」と伝えるだけでなく、「大きな窓のある明るいリビングにしたい。でも冬の足元の寒さや暖房効率は妥協したくない」など、実現したい空間と不安に感じていることをセットで伝えることをおすすめします。
囲炉裏・薪ストーブのある暮らしデザインコンテスト最優秀賞(第二回)
| 保証 | 20年 |
| 坪単価 | 60~80万円 |
WHALE HOUSEの強み
暮らしの変化に合わせて使い方を変えられる「余白」のある設計と、年間12棟限定の丁寧な家づくりが特徴。景色や自然を取り込む開放的なデザインにも強みがあります。
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2015、2016年度
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L.D.HOMESの強み
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