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神戸で開放感のある大空間リビングをつくるには?施工事例と設計のポイント

家族がそれぞれ別のことをしていても、同じ空間で気配を感じながら過ごせる。友人や親族を招いたときにも、人数を気にせずゆったり集まれる。そんな暮らしを思い描き、開放感のある大空間リビングを希望する方は少なくありません。

神戸には、六甲山や海、庭の植栽、高台からの街並みなど、住まいの中へ取り込みたい景色があります。大きな窓や吹き抜けを設け、リビングと庭やテラスをつなげれば、床面積以上の広がりを感じられる空間も目指せます。

一方で、LDKの面積を広くするだけでは、必ずしも暮らしやすく開放的な家になるとは限りません。室内の中央に柱や壁が残って視線が遮られたり、家具を置いたことで動線が狭くなったり、冷暖房効率や耐震性に不安が生じたりすることもあります。

そこでこの記事では、神戸で大空間リビングのある注文住宅を建てたい方に向けて、広さ、天井高、窓、動線、家具、構造、住宅性能の観点から、開放感を生む設計のポイントを解説します。

あわせて、神戸で大空間の施工事例を確認できる住宅会社の例や、相談時に確認したいポイントも紹介します。

大空間リビングとはどのような空間?

大空間リビングに、明確な広さの定義はありません。一般的には、リビング、ダイニング、キッチンを壁や建具で細かく区切らず、ひとつながりの広いLDKとして構成した空間を指します。

ただし、床面積が広ければ必ず開放的に見えるわけではありません。同じ30畳のLDKでも、室内の中央に柱や背の高い収納がある場合と、窓や庭まで視線が抜ける場合とでは、感じられる広さが大きく異なります。

大空間の印象は、次のような要素の組み合わせによって生まれます。

  • リビング・ダイニング・キッチンの床面積
  • 柱や壁の少なさ
  • 天井の高さ
  • 吹き抜けや勾配天井の有無
  • 窓の大きさと配置
  • 庭やテラスとのつながり
  • 家具の大きさや高さ
  • 室内の奥まで見渡せる視線計画

大空間リビングを考えるときは、「何畳あるか」だけではなく、どこまで視線が抜け、どのように人が動き、どこで過ごすのかまで確認することが大切です。

大空間リビングは何畳から?

広さの感じ方は、家族の人数や家具、天井高、間取りによって変わるため、「何畳以上なら大空間」という一律の基準はありません。

おおよそのイメージを整理すると、次のようになります。

LDKの広さ 空間のイメージ
18~20畳程度 4人家族が過ごしやすい、一般的なLDKとして計画しやすい広さ
25~30畳程度 大きなダイニングやアイランドキッチン、ゆとりのあるソファを配置しやすい広さ
30~40畳程度 家族と来客が集まり、複数の居場所を設けやすい大空間
40畳以上 大規模な吹き抜けやホームパーティー、趣味空間などを組み込みやすい広さ

ただし、畳数だけで判断するのは避けましょう。ソファやダイニングテーブル、キッチンを配置した状態で、通路幅や視線の抜けを確認する必要があります。

大空間リビングで叶えられる暮らし

大空間リビングの魅力は、単に「広いこと」ではありません。家族や来客がどのように過ごすかを柔軟に受け止められる点にあります。

家族が別々のことをしながら同じ空間で過ごせる

料理をする人、ダイニングで仕事や勉強をする人、ソファでくつろぐ人、床で遊ぶ子ども。それぞれが異なることをしていても、壁で区切られていなければ、家族の気配を自然に感じられます。

すべての行動を同じ場所に集約するのではなく、ひとつの大きな空間の中に複数の居場所をつくることで、一緒にいながら、適度な距離を保てる暮らしが生まれます。

来客やホームパーティーに対応しやすい

大空間LDKでは、大きなダイニングテーブルやアイランドキッチンを設けやすく、家族や友人が集まる場にも向いています。

キッチン、ダイニング、リビングがひとつながりになっていれば、料理をする人も会話に参加しやすく、人数が増えたときも複数の場所に自然と人が分かれます。

人を招く機会が多い方は、広さだけでなく、キッチンの周囲を回れる動線や、荷物を置ける収納、庭やテラスへの出入りも含めて計画するとよいでしょう。

庭や神戸の眺望を室内に取り込める

神戸には、六甲山、海、高台からの街並みなど、住まいから楽しめる景色があります。大きな窓やピクチャーウインドウを設けることで、景色をリビングの一部として取り込めます。

また、庭やテラスとリビングを大開口でつなげれば、視線が屋外まで伸び、実際の床面積以上に広く感じられます。室内と屋外の床の高さや素材をそろえると、より一体感を高めやすくなります。

将来の暮らし方に合わせて使い方を変えられる

固定された壁や柱が少ない空間は、家具の置き方によって用途を変えやすいことも特徴です。

子どもが小さいうちは遊び場として使い、成長後はワークスペースや趣味の場所にするなど、家族構成やライフスタイルの変化に対応できます。

神戸で完全自由設計の住宅を手がけるWHALE HOUSEでも、あらかじめ用途を細かく決めすぎず、将来の暮らしに合わせて使い方を考えられる「余白」のある空間を重視しています。大空間を計画する際は、現在の使い方だけでなく、10年後、20年後の使い方も設計士と話し合うとよいでしょう。

開放感のある大空間をつくる7つの設計ポイント

開放感は、LDKの面積を増やすだけでは生まれません。視線、天井、窓、動線、家具などを一体的に計画する必要があります。

ここでは、大空間リビングを設計する際に確認したい7つのポイントを解説します。

1.床面積だけでなく「視線の抜け」をつくる

同じ広さのLDKでも、室内の中央に柱や壁、背の高い収納があると、空間が途中で分断されて見えます。

玄関やリビングの入口から、窓、庭、テラスまで視線が伸びるように計画すると、実際の面積以上の奥行きを感じやすくなります。

  • 室内中央の柱や壁をできるだけ減らす
  • 背の高い収納を壁際へ集約する
  • 天井まで高さのある建具を使う
  • スケルトン階段を採用する
  • 廊下をLDKの一部として取り込む
  • 窓の先に庭や景色が見えるようにする

ただし、柱や壁は建物を支える役割も担います。見た目だけで取り除くのではなく、構造計画とあわせて検討しましょう。

2.吹き抜けや高天井で縦方向へ空間を広げる

床面積を横方向に広げるだけでなく、吹き抜けや勾配天井、折り上げ天井を使って縦方向へ広げると、開放感を高められます。

特に吹き抜けは、1階と2階の視線や気配をつなぎ、上部の窓から室内の奥へ光を落とせることが魅力です。

一方で、採用する際は次の点も確認する必要があります。

  • 1階と2階で音が伝わりすぎないか
  • 冷暖房が効きにくくならないか
  • 高所窓や照明を掃除・交換できるか
  • 吹き抜けによって2階の床面積が不足しないか
  • 必要な耐力壁や梁を確保できるか

吹き抜けは、見た目の印象だけでなく、断熱、空調、音、メンテナンスまで含めて設計することが重要です。

3.大開口で庭や景色とつなげる

大きな窓を設けると、室内から屋外へ視線が伸び、リビングが実際の床面積以上に広く感じられます。

庭やテラスとつなげる場合は、窓を開けたときだけでなく、閉めているときにも内外がつながって見えるように計画しましょう。

  • リビングとテラスの床の高さをそろえる
  • 室内外で近い色や素材を使う
  • 窓枠が目立ちにくいサッシを選ぶ
  • 天井や軒のラインを連続させる
  • 窓の正面に植栽や眺望を配置する

ただし、大きな窓は、夏の日射、冬の冷気、外からの視線、耐震壁の不足につながる可能性もあります。窓の大きさだけでなく、方角、ガラス、サッシ、庇、カーテン、構造まで含めて検討しましょう。

4.キッチン・ダイニング・リビングを緩やかに分ける

大空間LDKでは、すべてを同じ仕上げにすると、広いだけで落ち着きにくい空間になることがあります。

壁で完全に区切るのではなく、天井、床、照明、家具などを使い、用途ごとに緩やかにゾーンを分けると、開放感と居心地を両立しやすくなります。

  • キッチン上部だけ天井を下げる
  • ダイニングにペンダントライトを設ける
  • リビング部分の天井を高くする
  • 床材やラグで場所の役割を示す
  • ソファを空間の間仕切りとして使う
  • アイランドキッチンをLDKの中心に置く

視線はつなげながら、過ごし方は緩やかに分けることが、大空間を落ち着ける場所にするポイントです。

5.人がぶつからない回遊動線をつくる

LDKが広くても、キッチンや家具の周囲に行き止まりが多いと、家族の動きが同じ場所へ集中してしまいます。

特に、料理、配膳、片付け、子どもの移動、庭への出入りが重なる時間帯は、通路の混雑が起こりやすくなります。

次のような動線を設計段階で確認しましょう。

  • キッチンの周囲を回れる回遊動線
  • ダイニングまでの短い配膳動線
  • 玄関からパントリー、キッチンへの収納動線
  • キッチンから洗面・ランドリーへの家事動線
  • リビングから庭やテラスへの動線
  • 来客と家族の生活動線が交差しすぎない配置

通路を広く取るだけでなく、人が自然に別の方向へ動ける経路をつくることが重要です。

6.家具を置いた状態で広さを確認する

図面上では広く見えても、大きなソファやダイニングテーブル、テレビボードを置くと、通路が狭くなることがあります。

設計の初期段階から、現在使っている家具や購入予定の家具の寸法を図面に入れてもらいましょう。

  • ソファとテレビの距離は適切か
  • ダイニングチェアを引くスペースがあるか
  • キッチンの引き出しを開けても通れるか
  • 窓や建具の開閉を家具が妨げないか
  • ロボット掃除機が通れるか
  • 来客時に椅子を増やせるか

家具を後から空いた場所へ置くのではなく、家具も空間を構成する要素として計画することで、大空間を無駄なく使いやすくなります。

7.構造・断熱・空調を同時に考える

大空間では、柱や壁を少なくするほど、建物をどのように支えるかが重要になります。また、空調する容積や窓面積も大きくなりやすいため、断熱・気密・空調の設計も欠かせません。

確認したい主な項目は次のとおりです。

  • 柱や耐力壁をどこに配置するか
  • 梁や構造フレームでどのように支えるか
  • どの方法で構造計算を行うか
  • 窓にどの程度の断熱性能があるか
  • 断熱材と気密施工をどう行うか
  • エアコンや全館空調をどこに配置するか
  • 吹き抜け部分の空気をどう循環させるか

間取りが完成してから構造や空調を付け足すのではなく、空間・構造・住宅性能を初期段階から一体で設計することが重要です。

柱のない大空間リビングは木造住宅でも実現できる?

木造住宅でも、工法や構造計画によっては、室内中央の柱や壁を減らした大空間を実現できる可能性があります。

ただし、一般的な木造軸組工法では、建物を支える柱や耐力壁が必要です。大きな窓を設けたり、30畳、40畳といった柱の少ない空間を計画したりする場合は、構造上の制約が生じることがあります。

木造で大空間をつくる方法には、次のようなものがあります。

  • 梁の寸法や架け方を工夫して空間を支える
  • 耐力壁を建物の外周や別の場所へ配置する
  • 木造ラーメン構法を採用する
  • SE構法など構造計算を前提とした工法を採用する
  • 必要に応じて鉄骨造やRC造も比較する

たとえば、WHALE HOUSEでは、大空間や大開口を取り入れる住宅において、必要に応じてSE構法を採用しています。また、seki.designでは木造門型のSG-Frame構法を用いた空間提案を行うなど、会社によって構造へのアプローチは異なります。

「木造なら何畳まで柱をなくせる」と一律に判断することはできません。建物の形、階数、窓の位置、敷地条件などによって異なるため、希望する間取りをもとに構造計算を行ってもらいましょう。

大空間リビングで後悔しやすいポイントと対策

大空間リビングは魅力的ですが、広さや見た目を優先するあまり、暮らし始めてから不便を感じる可能性もあります。

あらかじめ起こりやすい問題を把握し、設計段階で対策しておきましょう。

冷暖房が効きにくい

大空間や吹き抜けでは、冷暖房する空気の量が増えます。窓が大きい場合は、夏の日射や冬の冷気の影響も受けやすくなります。

対策として、次の点を確認しましょう。

  • 断熱・気密性能を確保する
  • 窓の大きさと断熱性能を検討する
  • 夏の日射を庇や外付け日除けで遮る
  • 冬の日射を取り込める窓配置にする
  • エアコンの位置と能力を設計段階で決める
  • シーリングファンなどで空気を循環させる

音や料理のにおいが広がりやすい

壁で区切られていないLDKでは、テレビの音、子どもの声、料理のにおいなどが空間全体へ広がりやすくなります。吹き抜けがある場合は、2階にも音が伝わります。

  • キッチンの換気能力を確認する
  • 吹き抜けと寝室の位置を離す
  • カーテン、ラグ、木材など吸音性のある素材を使う
  • テレビやオーディオの位置を検討する
  • 必要に応じて建具で区切れるようにする

広いのに落ち着ける場所がない

空間全体を均一に広くすると、人によっては落ち着きにくく感じることがあります。大空間の中に、天井が低い場所や壁に囲まれた小さな居場所を設けると、過ごし方を選べるようになります。

  • 窓辺にベンチを設ける
  • 小上がりや畳コーナーをつくる
  • 階段下にヌックを設ける
  • 家具で緩やかに空間を分ける
  • 場所ごとに照明の明るさを変える

大きな空間の中に小さな居場所をつくることで、家族がその日の気分に合わせて過ごせます。

収納不足で生活感が目立つ

大空間LDKは室内全体が見渡せるため、物が出たままになっていると生活感が目立ちやすくなります。

  • キッチン背面に大型収納を設ける
  • 家電や食品をまとめるパントリーをつくる
  • 日用品を使う場所の近くに収納する
  • テレビやオーディオの配線を隠す
  • 来客時に物を一時的にしまえる場所を確保する

収納量だけでなく、物を使ってから戻すまでの動線を短くすることが大切です。

LDKを優先して個室や水回りが狭くなる

建物全体の面積が決まっている中でLDKを広くすると、個室、収納、水回りなどが狭くなる可能性があります。

家族が長い時間を過ごすLDKを重視すること自体は問題ありませんが、家全体の面積配分を確認しましょう。

  • 寝室や子ども部屋に必要な広さ
  • ファミリークローゼットなどの収納量
  • 洗面室、ランドリー、浴室の広さ
  • 廊下を減らして居室へ取り込めるか
  • 将来個室が必要になった場合に対応できるか

神戸で大空間リビングを考える際の土地別ポイント

神戸には、高台や傾斜地、海沿い、住宅密集地など、さまざまな土地条件があります。

大空間リビングを実現する際は、建物内部だけでなく、その土地の眺望、日射、風、周辺環境まで読み取ることが重要です。

高台・傾斜地では眺望と高低差を活かす

高台や傾斜地では、六甲山や海、街並みを見渡せる可能性があります。眺望方向へ大開口を設け、リビングやダイニングから景色を楽しめるようにすると、土地の特徴を活かした大空間になります。

  • 眺望の良い方向にリビングを配置する
  • 道路との高低差を利用して視線を避ける
  • 1階にガレージ、上階にLDKを設ける
  • 擁壁、造成、基礎の費用を確認する
  • 高台の強風を考慮して窓を選ぶ

住宅密集地では「外へ開かず、内へ開く」

隣家との距離が近い土地では、道路や隣家に向かって大きな窓を設けても、カーテンを閉めたままになることがあります。

このような土地では、中庭や吹き抜け、高窓を使い、外からの視線を遮りながら室内へ光を取り込む設計が有効です。

  • 道路側を閉じて中庭側へ大きく開く
  • 隣家の窓と位置をずらす
  • 吹き抜け上部から光を入れる
  • 2階リビングで視線と採光を確保する
  • 塀や植栽で外からの視線を調整する

海沿いでは眺望と塩害・風対策を両立する

須磨や垂水など海に近い地域では、海の眺望を活かした大空間リビングを計画できる場合があります。

一方で、潮風や強風、湿気の影響も考える必要があります。

  • 海が見える方向へ窓やダイニングを配置する
  • 塩害に配慮したサッシや外装材を選ぶ
  • 強風時にも安全に使える窓を検討する
  • 湿気がこもらない換気計画を立てる
  • 窓や外部設備のメンテナンス方法を確認する

神戸で大空間リビングの施工事例を確認できる住宅会社例

神戸で大空間リビングを検討する際は、完成写真の印象だけでなく、柱や壁をどのように処理しているか、吹き抜けや大開口をどのような構造で支えているかまで確認することが大切です。

ここでは、神戸や兵庫県内で、大空間や大開口を取り入れた住まいを検討できる住宅会社の例を紹介します。

各社で得意とするデザインや構造、設計の進め方は異なります。自分たちの希望に近い施工事例があるかを見比べてみましょう。

住宅会社 大空間に関する特徴 施工事例で確認したい点
WHALE HOUSE 必要に応じてSE構法を採用し、大空間・大開口と耐震性の両立を検討。用途を限定しすぎない「余白」のある設計も特徴 柱の少ないLDK、吹き抜け、大開口、庭や眺望とのつながり
seki.design 木造門型のSG-Frame構法を採用し、間取りの型にとらわれない空間を提案 門型フレームを使った大開口、ガレージ、大空間の構成
フリーダムアーキテクツ 工法をひとつに限定せず、施主の希望や予算、土地条件に応じて住宅を設計 吹き抜け、スケルトン階段、中庭などを組み合わせたLDK
L.D.HOMES シンプルな空間構成と窓配置、ウッドデッキなどを組み合わせた住宅を提案 海や庭へ視線が抜けるリビング、内外がつながる空間

WHALE HOUSE|SE構法と「余白」を活かした大空間

WHALE HOUSEは、神戸を拠点に完全自由設計の住宅を手がける会社です。

大空間や大開口を取り入れる住宅では、柱や耐力壁の配置が間取りの自由度に影響します。同社では、必要に応じてSE構法を採用し、構造計算に基づいて大空間と耐震性の両立を検討しています。

また、部屋ごとの使い方を細かく固定するのではなく、家族構成や暮らし方の変化に合わせて活用できる「余白」のある設計を重視している点も特徴です。

施工事例を見る際は、LDKの広さだけでなく、窓からの眺望、庭とのつながり、家具を置いた後の使い方まで確認するとよいでしょう。

WHALE HOUSEの施工事例・特徴を見る

seki.design|門型フレームで開口部と空間の自由度を確保

seki.designは、木造門型のSG-Frame構法を採用し、一般的な「nLDK」という間取りの型にとらわれない住宅を提案する一級建築士事務所です。

門型フレームを使うことで、大きな開口部やガレージ、柱の少ない空間を検討できる点が特徴です。

大空間の施工事例では、構造フレームが空間や外観にどのように組み込まれているかを確認してみましょう。

seki.designの施工事例・特徴を見る

フリーダムアーキテクツ|希望と土地条件から空間を組み立てる

フリーダムアーキテクツは、あらかじめ決められた住宅商品へ要望を当てはめるのではなく、施主の希望や土地、予算をもとにゼロから住宅を設計しています。

施工事例には、吹き抜け、スケルトン階段、中庭などを組み合わせたLDKも見られます。

希望する広さだけでなく、どのような方法で空間を広く見せているか、生活動線がどのように組み込まれているかを確認するとよいでしょう。

フリーダムアーキテクツの施工事例・特徴を見る

L.D.HOMES|シンプルな構成で内外のつながりをつくる

L.D.HOMESは、必要なものを整理したシンプルな住宅デザインを重視しています。

施工事例では、窓の数や位置を整理しながら、海や庭へ視線が伸びるリビング、ウッドデッキやバルコニーとつながる空間などが見られます。

大空間の広さだけでなく、窓によって景色や外部空間をどのように取り込んでいるかを確認してみましょう。

L.D.HOMESの施工事例・特徴を見る

大空間が得意な住宅会社を見極めるポイント

住宅会社の公式サイトに大空間リビングの写真が掲載されていても、自分たちの土地や希望で同じような空間を実現できるとは限りません。

会社を比較する際は、写真の好みだけでなく、設計や構造について具体的に説明できるかを確認しましょう。

希望に近い施工事例が複数あるか

大空間の施工事例が1件だけではなく、異なる土地や家族構成、デザインで複数掲載されているかを確認します。

事例を見る際は、次の点にも注目しましょう。

  • LDKの広さ
  • 柱や壁の位置
  • 吹き抜けや天井高
  • 窓の大きさと方向
  • 家具を置いた状態の動線
  • 庭やテラスとのつながり

構造について具体的に説明できるか

柱や壁を少なくしたいと伝えた際に、「できます」と答えるだけでなく、どのような構造で実現するのかを説明してくれる会社を選びましょう。

相談時には、次のような質問が役立ちます。

  • 柱を減らすために、どのような工法を使いますか?
  • 耐震性はどのように確認しますか?
  • 許容応力度計算を行いますか?
  • 構造計算書を確認できますか?
  • 大きな窓を設けた場合、どの部分で建物を支えますか?

断熱・気密・空調も一緒に提案できるか

大空間が完成してからエアコンを選ぶのではなく、間取りの検討段階から空調計画が組み込まれているかを確認しましょう。

窓の性能、日射、吹き抜け、天井高、家族が長く過ごす場所を踏まえ、必要な空調能力や配置を説明してもらうことが大切です。

家具・照明・収納まで含めて考えているか

大空間は、建物だけを広くすれば完成するわけではありません。家具や照明を置いたときに、初めて実際の暮らし方が見えてきます。

  • ソファやダイニングテーブルの配置
  • テレビやオーディオの位置
  • コンセントやスイッチ
  • ペンダントライトや間接照明
  • カーテンやブラインド
  • パントリーや日用品収納
  • 庭やテラスとのつながり

こうした要素まで含めて提案してくれる会社であれば、広さだけでなく、暮らしやすい大空間を検討しやすくなります。

設計士と直接相談できるか

営業担当者を通じて要望を伝えるだけでなく、実際に間取りや構造を考える設計士と直接話せるかも確認しましょう。

「広いリビングが欲しい」という要望だけでなく、誰と、どのように過ごしたいのかまで共有することで、希望する暮らしに合った提案を受けやすくなります。

大空間リビングの完成見学会で確認したいこと

写真や図面では、実際の広さ、天井高、温度、音の響き方までは分かりません。大空間の完成見学会へ参加できる場合は、次の点を確認しましょう。

  • 写真で見た印象と実際の広さに差がないか
  • 家具を置いても十分な通路があるか
  • 柱や梁が視界を遮っていないか
  • キッチンからリビング全体を見渡せるか
  • 窓から何が見えるか
  • 道路や隣家から室内が見えすぎないか
  • 吹き抜け部分で音が響きすぎないか
  • 窓際や足元に寒さ・暑さを感じないか
  • エアコンや換気設備が空間の邪魔になっていないか
  • 収納が生活動線上に配置されているか

見学時には、設計者へ「なぜこの位置に柱や窓があるのか」「空調はどのように計画したのか」と質問すると、その会社の設計意図を理解しやすくなります。

神戸の大空間リビングに関するよくある質問

大空間LDKは何畳くらい必要ですか?

大空間に明確な広さの基準はありません。家具や家族人数にもよりますが、25~30畳程度から、一般的なLDKよりも広がりを感じやすくなります。

ただし、畳数だけでなく、柱、天井高、窓、家具配置、庭への視線なども開放感を左右します。

木造住宅で40畳の柱なしLDKはつくれますか?

工法や建物の形によっては、木造住宅でも柱の少ない大空間を実現できる可能性があります。

ただし、すべての土地や間取りで可能とは限りません。窓の位置、建物の階数、耐震計画などを踏まえ、構造計算を行ったうえで判断する必要があります。

大空間リビングは寒くなりませんか?

大空間は、一般的な個室よりも空調する容積が大きく、窓面積も増えやすいため、断熱・気密・空調計画の影響を受けやすくなります。

断熱材、気密施工、窓性能、日射、エアコンの位置などを一体的に計画することが大切です。

大きな窓を設けると耐震性が下がりますか?

窓を大きくすると、耐力壁として使える部分が少なくなります。そのため、窓の大きさや位置によっては構造計画への影響があります。

一方で、構造フレームや耐力壁の配置を適切に計画することで、大開口と耐震性を両立できる可能性があります。

吹き抜けと大空間は同じですか?

大空間は、壁や柱の少ない広い空間全般を指します。吹き抜けは、上下階の床を設けず、縦方向につながりをつくる設計です。

大空間LDKに吹き抜けを組み合わせることもありますが、吹き抜けがなくても、高天井や大開口によって開放感をつくることは可能です。

土地が狭くても開放感のあるLDKをつくれますか?

吹き抜け、高窓、勾配天井、スケルトン階段、中庭などを活用すれば、床面積が限られていても開放感をつくれる可能性があります。

横方向に広げるだけでなく、縦方向の広がりや、窓の先へ視線を伸ばす方法を検討しましょう。

まとめ|大空間は広さ・構造・快適性を一体で考える

神戸で開放感のある大空間リビングをつくるには、単にLDKの畳数を増やすだけでは不十分です。

  • 柱や壁を整理し、室内から窓や庭まで視線を通す
  • 吹き抜けや高天井で縦方向への広がりをつくる
  • 大開口で庭や神戸の眺望を室内へ取り込む
  • 家具や照明で空間を緩やかに分ける
  • 家族がぶつかりにくい回遊動線を計画する
  • 家具を配置した状態で広さを確認する
  • 構造・断熱・気密・空調を同時に設計する

住宅会社を比較する際は、完成写真の印象だけでなく、大空間をどのような構造で支え、快適性をどう確保しているかまで確認しましょう。

WHALE HOUSE、seki.design、フリーダムアーキテクツ、L.D.HOMESなど、神戸で異なる方法によって大空間へ対応する会社の施工事例を見比べることで、自分たちが求める空間と各社の得意分野を整理しやすくなります。

気になる会社が見つかったら、「何畳のLDKが欲しいか」だけではなく、その空間で誰と、どのように過ごしたいのかを設計士へ伝えてみましょう。

住宅デザイン受賞歴があるデザイン住宅会社3選【神戸編】

囲炉裏・薪ストーブのある暮らしデザインコンテスト最優秀賞(第二回)

WHALE HOUSE
WHALE HOUSEの施工事例1 引用元:WHALE HOUSEURL公式(https://www.whalehouse.co.jp/project/自然と共に家族みんなが大きくなる、薪ストーブ/)
WHALE HOUSEの施工事例2 引用元:WHALE HOUSEURL公式(https://www.whalehouse.co.jp/works/works-8353/)
WHALE HOUSEの施工事例3 引用元:WHALE HOUSEURL公式(https://www.whalehouse.co.jp/project/自然と共に家族みんなが大きくなる、薪ストーブ/)
保証 20年
坪単価 60~80万円

グッドデザイン賞
2015、2016年度

L.D.HOMES
ラブデザイン
L.D.HOMES ラブデザインの施工事例1 引用元:L.D.HOMES公式(https://www.ldhomes.jp/works)
L.D.HOMES ラブデザインの施工事例2 引用元:L.D.HOMES公式(https://www.ldhomes.jp/works)
L.D.HOMES ラブデザインの施工事例3 引用元:L.D.HOMES公式(https://www.ldhomes.jp/works)
保証 10年
坪単価 要問合せ

グッドデザイン賞2017年度

フリーダム
アーキテクツ
フリーダム アーキテクツの施工事例1 引用元:フリーダムアーキテクツ公式(https://www.freedom.co.jp/architects/)
フリーダム アーキテクツの施工事例2 引用元:フリーダムアーキテクツ公式(https://www.freedom.co.jp/architects/)
フリーダム アーキテクツの施工事例3 引用元:フリーダムアーキテクツ公式(https://www.freedom.co.jp/architects/)
保証 10年
坪単価 50~100万円